今現在、米金融当局が歴史的な水準にまで利下げを実施したことにより、日米の金利差が
逆転するといった、異常事態に陥っています。
米ドルは基軸通貨ですので、必然的に他の主要国通貨も同様に金利を利下げしています。
豪ドルやニュージーランドドルですら2%を切る寸前にまで低迷しています。
こうした中で、南アフリカランドやトルコリラなど、飛びぬけて高金利なマイナー通貨への投資
もこれまで以上に人気が高まっています。確かにトルコリラのスワップポイントは魅力です。
国内で色々と問題を抱えているトルコは利下げ傾向にあるのですが、裏をかえせばインフレ
がだいぶ落ち着いてきたことでもあるので為替自体は強くなっているように思います。
トルコリラを取り扱う業者の多くが1000通貨から買えるようになってきているので、こうした点
に関しましても、だいぶ敷居が下がったように思います。やはりスワップポイントを狙った投資
が圧倒的に多いと思いますので、中長期での投資が基本となります。
個人的にはTRY/JPYよりもCHF/TRY(スイスフラン/トルコリラ)の方が投資効率が高いよう
に思います。また、先述した通り、ドル円のスワップポイントは大きく低迷しているので、今後
さらに人気が高まるのではないかと思っています。
一方の南アフリカのランドはトルコ以上に政治・経済ともに不安定な状態が続いています。
ですので、ランド自体の価格変動が激しいのでリスク高いため初心者には不向きです。
色々な通貨に投資して分散して投資効率を高めるのも良いとは思いますが、税金面も考慮
しなければなりませんが、米ドルが低迷している今十分検討する価値はあると思います。
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