これほどまでに金融不安によって金融市場全体が大きく揺さぶら
れる状況が続きますと、それに合わせてトレードすることが非常に
難しいので、売買ルールの重要性がさらに高まります。
ですので、今回は売買ルールを設定する上でのポイントについて
簡単ではございますが、解説させていただきます。
FX(外国為替証拠金取引)を開始した当初は、右も左もわからず、
書籍を片手に見よう見まねでトレードを繰り返していました。
今考えますと、かなり無謀なことを平然とおこなっているときもあり
ましたが、当時は、その時々の心理状態に大きく揺さぶられること
となり、勝率も安定しておりませんでした。
こうしたことから、これまで行なってきたトレードを振り返ることで、
自分のトレードの長短所を自己分析しました。
そして反省すべき点をしっかりと反省し、自分自身の性格にあった
売買ルールを設けることとなりました。
こうすることで、相場に入る前後の迷いがなくなりました。
また、逆に迷っているときには、絶対に相場に入らないということを
守ることで、冷静に相場に入ることができるようになりました。
迷いが生じるとやはり、あっちいったり、こっちいったりと相場の動
きに翻弄されることになり、安定したトレードができません。
ストレスを感じながらトレードを繰り返すと負ける確率が高まるだけ
で、あまり良いことは無いようにの思います。
迷いがなくなったわけですから当然のことながら、それまでの自分
には考えられないほど、自信というかワクワクし気持ちで満ち溢れ
た状態でトレードに向かえるようになりました。
このため、トレード中でも余計な不安がなくなり、これまでのように
心理面でのぶれがなくなったことにより、適切に売買を繰り返すこ
とができ、安定して利益をだすことができます。
そして実際に売買ルールといっても決しておおそれたものではなく、
単純なものなのですが、自分自身を洗脳させるようなものとなって
おり、その効果は計り知れません。
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