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Bid・Askとスプレッドの仕組について - 外貨投資の基本や外貨商品の比較が分る外貨投資入門





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Bid・Askとスプレッドの仕組について


今回は、FX取引をはじめとした為替取引には欠かすことのできない
Bid・Askとスプレッドの仕組みについて誠に簡単ではございますが、
解説させていただきたいと思います。



実際に、FX(外国為替保証金取引)が行われるインターバンク市場
(外国為替市場)にて通貨の売買が行なわれる際に、通貨を売る時
と買う時の為替レートは同じではありません。



そして、当然のことながらインターバンク市場では通常、通貨を売
るときのレートは、通貨を買う時のレートよりも安く設定されます。



そして、実際に銀行などの金融機関を通して通貨を売る時のレート
をBidといい、反対に通貨を買う時のレートをAskといいます。



そして、通貨を売る時のレートであるBidは、相手が買う時の値段で
あることから買値といい、反対に通貨を買う時のレートであるAskは、
相手が売る時の値段であることから売値ともいいます。



また、混乱しやすいので、値段が安く設定され、売る時の値段をBid
値段が高く設定されて買う時の値段をAskと覚える方が、紛らわしく
なくすんなりと覚えられると思います。



実際に毎日テレビのニュースで必ず、「現在、外国為替市場は1ドル
=116円10銭~15銭の間で取引されています」といったような形で
報じられておりますのでご存知の方も多いと思います。



これは、ドルを売る時のレート、つまりBidが117円10銭、ドルを買う
時のレートであるAskが117円15銭であるという意味です。


そして、BidとAskの差額のことをスプレッドといいます。


例えば、外国為替市場で、Bid=116円10銭、Ask=116円15銭で
取引されているならば、スプレッドは5銭になります。



スプレッドが大きいことにより、売る時は安く売り、買う時は高く買う
こととなるので不利を被ることとなります。



逆にスプレッドが小さいことにより、少しのレート変動で為替差損が
得られることになりますので、FXで利益をだすにはスプレッドは小
さければ小さいほど良いということになります。
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