FX(外国証拠金取引)のメリットといえばなんといってもレバレッジ
効果による投資効率のよさがあげられますが、勿論全てにおいて
よいわけはなく、デメリットも当然のことながらあります。
まず、メリットについてですが、少ない資金で大きな取引ができる
ことにより、収益が大きくなる可能性が高まります。
たとえば、1ドル=110円の状態にあり、手持ち資金として10万円
あると仮定しますと、レバレッジをかけなければ10万円÷110円=
909ドル分のドルが買えることとなります。
そして、この状態からレバレッジを10倍かけることにより、10万円
で9090ドルのドルを買うことができます。
そして、為替相場が、113円と3円円安が進むと以下の通りです。
909ドル×3円で、2,727円の収益。
90,900ドル×3円で、2万7270円の収益となります。
収益がそのまま10倍となるのですが、その分リスクも高まります。
反対に円高に振れれば損失も10倍となるわけですが、ここで資金
管理非常にが重要になり、資金管理を徹底することで、どのような
相場でも少ない資金でも大きな利益を得る可能性があります。
株式の場合であれば、ある程度まとまった資金がないと分散して
投資することができないことから株式投資は敷居が高いです。
レバレッジをうまく利用することができれば、運用資金を大きくする
ことにともなって確実に資産を増やすことができます。
しかし、うまくいかない場合は上述したとおり大きな損失を生むこと
となるので、大きな損失を被らないよう、損切りラインをしっかりと
きめ、素早く対応することが必要とされます。
損失を確定することを嫌がったがために損切を先延ばししてしまう
と含み損を拡大し、最悪の場合は強制ロスカットになることも十分
ありえますので、こうした点には注意が必要です。
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