ギリシャ、ポルトガル、アイルランドがデフォルト寸前と噂されていまして、ギリシャ国債の
金利が10年物で12％を超える異常事態にあります。
必然的に金融不安が拡大しているため、ＦＸ取引で大きな損失を被られている方が少なく
ない中でＦＸの人気は依然として高く、取引口座数は年々増えています。
実際にＦＸ取引を行なっている多くの方がスワップポイントを狙った取引を行っていますが、
世界は恐慌と言っても良い状態なだけに連日のように相場は乱高下を繰り返してます。
確かに値動きが大きいとそれに伴ってある程度大きな為替差益が狙えます。
しかし、逆に一気に飲み込まれてしまう可能性もあります。
一方、スワップポイントを狙ったＦＸ取引は、それまで付与されてきたスワップポイントが
為替差損が拡大することで吹っ飛んでしまう可能性が高いので注意が必要となります。
簡単にスワップポイントの仕組について解説させて頂きますと、対象通貨の銀行休業日
の場合にはスワップポイントは付与されません。
そして、ドル・円で取引されている場合は、日本の金融機関(銀行)が休業日の間は、
スワップポイントが前日にまとめて付与されます。
同様に、年末年始やゴールデンウィークの場合も金融機関が営業していないことから
同様に前日にまとめて付与されます。
そして、注意点としましては、上述した時期は基本的に円高になりやすい傾向にありま
すので、十分警戒する必要があります。
スワップポイントは魅力的ではありますが、上述したとおり、為替の影響をモロに受けま
すので、無謀なポジションは控えるべきです。
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