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今後しばらくは円高が進む理由とは? - 外貨投資の基本や外貨商品の比較が分る外貨投資入門





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今後しばらくは円高が進む理由とは?

 

米国のデフォルトリスクが大手メディアでも報じられるようになり、ドル安が依然として進む
なか、70円台に突入することが珍しくなくなっているわけですが、中国や中東諸国の円債
への投資が急速に進んでいるため、さらにドル安・円高が進むことになりそうです。



「転載開始:ロイター」

『焦点:「ドル過剰」の中国、分散投資で円債購入が過去最高に』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110608-00000949-reu-bus_all


中国と産油国による日本の中長期債投資が急ピッチで増加している。



格下げや政治混迷にもかかわらず海外勢に「円債」が選ばれる背景には、持続的なドル安
/新興国通貨高でドル保有が膨らんだ中国やその他新興国、原油高で収入が増えた
産油国の分散投資ニーズがある。



とりわけ、人民元高の抑制介入を続けてきた中国にはドルの過剰保有への危機感が出始
めており、分散投資の動きはなお広がりそうだ。
 


<円債ブーム到来か>
 

財務省が8日に発表した4月の対外・対内証券投資(速報)によると、中国は4月に日本の
「中長期債」を1兆3300億円買い越した。



買い越し額は2005年1月の現行統計開始以来の最大となった。

 

一方、非居住者による英国経由の「短期債」の買い越し規模も、7兆0342億円と過去最大
に達した。英国経由のフローは英国人投資家による対日投資とは限らず、中国をはじめ
アジア新興国の分散投資が短期円債市場に流入しているとの見方が有力だ。



財務省によれば「統計は英国の証券会社等から日本の証券会社が注文を受けた分を表し
ており、新興国や産油国の投資が増えている可能性はある」という。

 

残高ベースでみると、中国の円債保有は2010年末に10.49兆円となり、2009年末の
3.41兆円から3倍以上に拡大している。



中東諸国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦、イラン)の円債保有は2010年末に6.10
兆円となり、2009年末の3.59兆円から急拡大した。
 

「転載終了:ロイター」



ここにきて、長期的には円安化が進むと予想する声が広がっていたのですが、この分です
と今後もしばらくは、円高が進むことになりそうですね。




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