FXに限らず外貨投資を行う上でファンダメンタルズの重要性は今さらながら高く、金融不安が欧米
を中心に恐慌といってもよいほど深刻なレベルに拡大している今では尚更のことです。
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特に、米証券大手のリーマンブラザーズが破綻したことによって、同社を破綻に追い込んだ住宅
ローン債券に関連した問題が浮上する度に市場は大きく動きますので注意が必要です。
ここ最近はなりを潜めていましたが、来年からは商業不動産に火がつくのではないかと予想する声
が広がっています。もちろん金融当局はすでに手を打っていますが、十分ではありません。
もし、大きく値が下がるような場面が訪れると再び米国主導で世界経済が混乱します。
事実ユーロ圏の主要銀行の多くが米国の住宅関連の金融商品を大量に投資していまして、損失を
ひたすら膨らまし、無制限での量的緩和が実施されたことで破綻するリスクからは逃れました。
ですので、米国の景気=住宅市場が劇的に改善されない限り金融機関の損失は今後も拡大する
ため、住宅関連の指標にこれまで以上に注目が集まっています。
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そして、その中でも住宅着工件数は重要な指標です。
住宅着工件数は、実際に全米にて1ヶ月間で建設された新築住宅戸数を示す統計です。
為替と住宅はあまり結びつかないかもしれませんが、上述したとおり重要な指標です。
住宅着工件数は、本来消費動向を示すのに大いに役立ちましたが、景況感を図る上でも住宅着工
件数は非常に重要な指標です。これにより半年先くらいまでの景気が読めます。
実際に為替市場では、米当局から発表された住宅着工件数の内容が市場予想を上回るとドルは
大きく買われます。そして反対に市場予想を下回ると大きく売られることになります。
前回発表時には、欧米の金融機関が損失を拡大してたいたことが災いし、金融不安が一気に拡大
することになりました。こういったことを今後も繰り返すことになりそうです。
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