2008年の初頭にサブプライム問題などの影響から信用不安が急激に拡大したことによって
連日のように株式市場が乱高下を繰り返すことになりました。そして、この時期は頻繁に世界
同時株安という言葉がメディアを通して頻繁に耳にしました。
この時期くらいまでは、世界の
金融市場はそれぞれ独自の動きを見せる傾向が強かったの
ですが、昨年後半から連動した動きを見せていますので、大きく乱高下する場面に遭遇して
も
世界同時株安という言葉はほとんど耳にする機会がなくなりました。
このため、これまで米経済が景気後退局面に入っても新興国市場が支えるので心配ないと
されていたデカップリング論も崩れ去ることになりました。こうした状況下では
株式投資など
のリスク商品への投資は見送られる傾向が強まります。
株式投資の場合は銘柄分析などが非常に難しいので投資を始められたばかりの方が実際
に取引する上で難しい場面に遭遇することが多いです。日本の
株式市場だけでも4000社
以上の企業が上場しているわけですから容易ではありません。
しかし、
外貨投資の場合は外貨商品の数は
FXをはじめ、外貨預金、外貨MMF、外債、外国
投信、外国株と豊富ですが投資対象が通貨の場合は銘柄選びが非常に楽です。
また、チェックする
経済指標なども主要国だけをチェックすればよいので、それほど長い時間
を要しません。こうした点も外貨投資の大きなメリットです。
いうまでも無く、金融市場では運用資金が多い方が有利です。実際にヘッジファンドは非情な
までに利益を追求しますので、儲かると思うところに躊躇することなく一瞬で鞍替えします。
莫大な投資資金があるので市場にて大きな影響力を持ちます。このため株価が大幅に上下
したり、原油が高騰することで金が高騰したり、ドル売り進んで円高になります。
こうした動きが景気動向や資産価値にも影響します。何もしなくても預貯金の金利が高い時代
は預貯金だけで何の問題ありません。しかし、金利が低い上にインフレ率が数%という状態で
はお金の価値は下がり続けることなので、確実に減り続けます。
こうしたことを避けるためにも、自己責任でご自分の資産を守ることが重要な課題となっており、
その中でも
外貨預金や
外貨MMFなどは有効な投資手段の一つです。
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