今後も、継続した成長が期待出来るインドですが、今もって隣国のパキスタン
と領土問題で対立しております。
これまでは、このいつ勃発するか分らない紛争を懸念してこれまで外国からの
投資は活溌に行われなかったのですが、ご存知の通りここ数年、IT・ソフト
ウェア産業の発展に関しては驚嘆に値するすさまじいものがございます。
インドはかつてはイギリスの植民地であったことで、英語の堪能な国であり、
人口9億人と中国の次に多いです。
英語と安い労働力、豊富なIT技術者を見込んで、米国をはじめとするIT企業が
インドにソフトウェア開発拠点を設立している。
こうした背景を受け、GDP(国内総生産)成長率は約7%程度と、インドは
好調な経済成長率を達成しております。
日本国内でもインド経済に関しては大変注目され、インドの単位株売買も早い
時期に可能となる見込みです。
2007年現在、日本の証券会社ではインドの単位株売買を行っていません。
しかし、2004年の末頃からインドの株式に投資するインド株ファンドの販売が
すでに開始されております。
販売されてからまだ日が浅いため、運用実績では判断する事ができませんが、
今後の海外からの投資拡大を考えると、大変魅力的なファンドといえます。
今後続々と新ファンド誕生とともに、日本にも数多くのファンドが銀行や証券
会社で販売される事になるると思います。
投資信託の派生商品として、カバードワラントがございます。
これはオプション取引の一種で、満期時点で収支がマイナスの場合、残高ゼロ
になるというリスクがございますが、プラスになった場合は、株の何倍もの
リターンが得られる金融商品です。
ゴールドマン・サックスは、カバードワラント(eワラント)でインド株を取り
扱っておりまして、これはS&P CNX NIFTY株価指数という、インド証券取引所
の24業種50銘柄からなる株価指数に投資する投資商品です。
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