外貨預金は一見すると預金とつくだけに非常に安全度の高い運用
手段のように思われるかもしれません。
今回は外貨預金を行なっている銀行が破綻した場合どうなるかと
いったことについて簡単ではございますが解説させて頂きます。
国内の金融機関で預貯金を行なった場合は預金保険制度により、
仮に金融機関が破綻した場合でも預貯金の一部が補償されます。
日本の金融機関が預金保険制度の預金保護するための手段とし
て採用しているのがペイオフです。
ちなみに、預金保険の対象となっているのは決済用の預金と普通
預金、定期預金、定期積金などの一般の預金です。
決済用預金に関しては全額保障されるのですが、残念ながら一般
の預金に関しては保障に制限が設けられています。一預金あたり
１千万円プラス利息分が保護されるだけです。
上述したのはあくまでも国内の金融機関で円預金を行なった場合
のケースです。一方の外貨預金に関しましては国内の金融機関
で行なった場合も基本的に預金保険制度の対象から外れます。
ですので、万が一外貨預金されている金融機関が破綻した場合も
預けている資産は一切戻ってきません。
そして、日本に支店を構えている外資の銀行にて外貨預金を行な
った場合は勿論のこと円預金を行った場合も対象外です。こうし
たリスクもあることを考慮した上で外貨預金を行ないましょう。
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