FX取引にかぎらず、
投資を始めたばかりのころというのは、「損したくない」「失敗したく
ない」という思いが強すぎるがゆえに大きな損失を被るケースが多いです。
こうした思いが強すぎると損きりしなければいけない場面に遭遇しても、為替レートが
戻ることを期待して、損きりすることを見送ってしまいます。
また、
FXを始められるFX初心者からの質問の中で多いのがレバレッジやロスカットに
ついてですが、最初から失敗することを前提に投資を始めようとしています。
FX取引に限らず投資を始める動機の根本には「お金を稼ぎたい」「資産を増やしたい」
「定年後優雅に暮らしたい」といった思いが人それぞれあるわけです。
なので、10年後、5年後、3年後、1年後、6ヶ月後、3ヶ月後の達成可能と思える運用
目標を作成して、それに向かって取引を始めるべきです。
そして、一回の売買で何%まで目減りしたら潔く損きりするという売買ルールをしっかり
と建てた上で
相場に入るべきです。最初のうちは上手くいきません。
つい、「今回はすぐに戻すだろう」と、いった思いから損きりを先延ばししてしまうのです。
こうしたことを避けるためにも、最初のうちは
逆指値でしっかりと損きり注文を入れてお
いて資金を目減りさせることを徹底的に防ぐことを実行すべきです。
損失が大きくなればなるほど、損きりしずらくなる傾向が強いです。負けを避けようという
思いが強いがゆえに、結果的に大きな損失を被るのでは意味がありません。それよりも
大切な資金を守り抜きながら
利益を積み上げていくべきです。
とくに、金融不安が広がって極端に動く相場展開が多く見受けられる昨今では、中長期
で保有することが難しくなっています。それだけ、将来的な予想を立てるのが難しいわ
けですから、意味もなく保有して
投資判断を下すことを難しくするのは避けるべきです。
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