これまで、サブプライムローン問題に端を発した金融不安から
金融商品への投資意欲が大きくそがれることとなりました。
しかし、米国にて金融機関の救済案が可決されることとなり、
本格的な金融不安の沈静化が期待されています。
今現在、株式投資に迫る勢いで、
米ドルや、ユーロなどの海外
の通貨を通じて資産運用する外貨投資が注目を浴びています。
もっとも、こういった傾向の背景にあるとされているのが、長引
く国内の超低金利です。例えば一般の銀行の普通口座に100
万円１年間預け入れて得られる利子は10円です。
なので、金利の高い外貨預金などに目が向くのは自然の流れ
といえます。もちろん通貨によって差は生じますが、総じて日本
円とは比較にならないほどの高金利です。
そして、外貨投資がここまで注目を浴びるようになった要因の
もう一つは日本円という通貨に対する不安です。
日本という国の将来が危ぶまれれば、当然のことながら日本円
は売られますので通貨としての価値はさがります。
円安の問題が深刻になればなる程、我々の日常生活にも大きく
影響し、例えば衣食住に関わる様々な物の価格が上昇します。
なので、円安とは、何もしなくても資産が減る状態にあると覚え
て下さい。また、年金問題、増税、雇用不安など日本は潜在的
にも顕在的にも大きな不安材料を沢山かかえています。
今年2007年から日本の人口は減少傾向に転じると予測されて
おります。労働人口が減少する国の経済が発展した事は有史
以来一度もないとされています。
このような時代には、全ての資産を日本円で運用する事自体、
大きなリスクがあると認識すべきです。こういったリスクから資
産を守る為に外貨投資は非常に有効です。
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※外貨への投資は自己責任でお願いします。
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